まず、ここまで読んでくださったこと、心から感謝します。
私がこの窓口を立ち上げたきっかけは、とある飲食店のオーナー様との、深夜のお電話でした。
震える声で、こうおっしゃいました。
「20 年続けた店を、畳むこともできません。後継者もなく、M&A 仲介でも『規模が小さい』と断られました。原状回復費を払って、ひっそり幕を引くしか道がない——」
そのとき私は、電話越しに、こうお伝えしました。
「お店の"箱"には、まだ価値が残っているかもしれません。
原状回復費を払って終わる前に、一度だけ、立地と設備を見せてください」
2 週間後、その方の手元に 450 万円が残り、借金は完済。従業員は全員、継続雇用となりました。電話で「助かりました」とおっしゃる声は、泣いていました。私も、泣きました。
——しかし、あの夜のあのお電話に、もし私が気づかなかったら。
あの方は、きっと、もう、ここにいなかったかもしれない。
そう思うと、今でも、背筋が冷える思いがします。
同じような方が、今この国に、どれだけいらっしゃるでしょうか。
誰にも相談できず、ひとりで抱え、深夜に検索して、答えが出ず、画面を閉じている。家族にも、従業員にも、取引先にも、言えないまま、毎朝、シャッターを上げている。
そんな方々に、「もう一つだけ、選択肢がある」ことを、どうしても知っていただきたくて、この窓口を立ち上げました。
私は、あなたに売りつけたいわけでも、急かしたいわけでもありません。
ただ、お話を聞かせていただくだけで、大丈夫です。何も決めていただかなくて、構いません。
もし、この手紙が、あなたの心に少しでも届いたなら、LINE で一言、送ってください。
「読みました」だけでも、結構です。あなたのペースで、お返しします。
どうか、ひとりで、抱えないでください。