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給与支払事務所等の廃止届の提出先と手続きの流れ

公開: 2026年8月21日
飲食店を閉める際に、給与を支払っていた事務所の廃止届が必要になるケースがあります。提出先や期限、書類の記載内容を事前に確認しておくことで、手続きをスムーズに進められます。この記事では、給与支払事務所等の廃止届に焦点を当て、届出先・書式・期限・提出物・注意点を整理します。迷われている方は、まずはご自身の状況を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事で分かること

飲食店を閉める場合、給与を支払っていた事務所の扱いをどうするかは、早めに整理しておきたい点の一つです。給与支払事務所等の廃止届は、税務上の手続きの一つとして位置づけられており、提出先や期限は税務署ごとに確認が必要です。以下では、具体的な手順や書類の記載例を中心に解説します。

給与支払事務所等の廃止届が必要になる主なケース

給与支払事務所等の廃止届は、給与を支払う事務所を廃止した際に提出が求められる書類です。飲食店の場合、従業員を雇用していた店舗を閉めるタイミングで該当することが多くあります。具体的には、以下のような状況で検討されることがあります。

※具体例は店舗の契約内容・状況により異なります。ご自身の状況に当てはまるかどうかは、管轄の税務署で確認することをおすすめします。

提出が必要かどうかは、給与支払事務所の定義や、実際に給与を支払っていた期間によっても変わります。廃止届を提出することで、税務署側も事務所の状況を把握しやすくなり、源泉所得税の納付や年末調整に関する連絡が減る可能性があります。

提出の要否を判断するためのチェックリスト

上記のいずれかに該当する場合、廃止届の提出を検討する目安となります。

提出先と提出方法の確認手順

給与支払事務所等の廃止届の提出先は、基本的に給与支払事務所の所在地を管轄する税務署です。複数の事務所を持っていた場合は、それぞれの事務所ごとに廃止届を提出する必要がある場合があります。

提出方法は以下の通りです。

  1. 管轄税務署を特定する

国税庁のウェブサイトで「税務署の所在地・案内」を検索し、店舗の住所から管轄税務署を確認します。

  1. 提出書類を準備する

給与支払事務所等の廃止届出書(名称は税務署により若干異なる場合があります)を入手します。国税庁ウェブサイトからPDFをダウンロードできるケースもあります。

  1. 必要事項を記入する

店舗名、住所、廃止年月日、給与支払いの最終日などを記載します。記載例は後述します。

  1. 提出方法を選択する

持参、郵送、またはe-Taxを利用する方法があります。e-Taxの場合は事前に利用者識別番号の取得が必要です。

提出先や方法は、店舗の状況や税務署の運用により異なることがあります。事前に税務署へ電話で確認すると、書類の不備を減らせる可能性があります。

提出にかかる費用の目安

※具体例は店舗の契約内容・状況により異なります。

提出期限と廃止年月日の考え方

給与支払事務所等の廃止届の提出期限は、廃止した日から1ヶ月以内とされています。ただし、廃止年月日の設定は店舗の状況によって異なるため、注意が必要です。

廃止年月日として記載する日付の例

これらの日付は、源泉所得税の納付や年末調整の有無にも影響します。廃止年月日をいつにするか迷う場合は、税務署に相談しながら決める方法もあります。

提出が遅れた場合の影響については、税務署ごとに運用が異なるため、一概には言えません。期限内に提出できなかった場合は、早めに税務署へ連絡し、対応を確認することをおすすめします。

廃止年月日を決める際の注意点

必要書類と記載例のポイント

給与支払事務所等の廃止届出書には、主に以下の項目を記載します。

記載例(簡易版)

提出者:山田太郎
住所:東京都○○区△△1-2-3
給与支払事務所:○○食堂
所在地:東京都○○区△△1-2-3
廃止年月日:令和6年3月31日
給与支払いの最終日:令和6年3月25日
源泉所得税の納期特例:適用を受けていた

記入にあたっては、源泉所得税の納付状況や年末調整の実施状況も併せて確認しておくと、税務署からの問い合わせに対応しやすくなります。提出前に税務署へ記載内容を確認してもらう方法もあります。

提出書類の内訳と準備チェックリスト

書類名必要枚数入手先備考
給与支払事務所等の廃止届出書1部税務署窓口/国税庁サイト原本提出
事業主の本人確認書類1部運転免許証など郵送時はコピー可
源泉所得税納付書の控え任意金融機関納付済みの場合

提出後の手続きと確認事項

廃止届を提出した後は、以下の点を確認しておくと良いでしょう。

提出後、税務署から「廃止届を受理した」旨の連絡が来る場合と、来ない場合があります。連絡がない場合でも、提出控えを保管しておくことをおすすめします。

提出後30日以内に確認したい事項

  1. 源泉所得税の未納がないか、e-Taxまたは金融機関で残高確認
  2. 従業員へ源泉徴収票を交付済みか(交付期限は翌年1月31日)
  3. 税務署から年末調整関連書類が届いていないか
  4. 提出控えの保管場所を家族にも伝えておく

提出しなかった場合の影響と確認方法

給与支払事務所等の廃止届を提出しなかった場合、税務署側で事務所の状況を把握できず、源泉所得税の納付通知が継続して送付される可能性があります。また、年末調整に関する書類が届くケースもあります。

提出しなかった場合の具体的な影響は、店舗の状況や税務署の運用により異なります。提出を忘れていた場合は、早めに税務署へ連絡し、対応を確認する方法があります。

提出忘れが判明した場合の対応手順

  1. 税務署に電話し、廃止届未提出の旨を伝える
  2. 廃止年月日を再確認し、遡及提出が可能か確認
  3. 必要書類を揃えて、可能な限り早期に提出
  4. 提出控えを受け取り、以後の通知停止を確認

まとめと次のステップ

給与支払事務所等の廃止届は、飲食店を閉める際に従業員の給与支払いが終了したことを税務署に伝える手続きの一つです。提出先や期限、必要書類を確認し、事前に準備を進めることで、手続きを円滑に進められる可能性があります。

手続きに不安がある場合は、まずは管轄の税務署へ電話で相談してみることをおすすめします。状況整理だけでも、専門家や管轄機関に相談してから判断する選択肢もあります。

よくある質問

給与支払事務所等の廃止届は、いつまでに提出する必要がありますか?

廃止した日から1ヶ月以内が目安とされています。ただし、店舗の状況により異なる場合があるため、管轄の税務署で確認することをおすすめします。

廃止届を提出しなかった場合、罰則はありますか?

提出しなかった場合の影響は税務署ごとに異なるため、一概には言えません。提出を忘れていた場合は、早めに税務署へ連絡し、対応を確認する方法があります。

e-Taxで廃止届を提出できますか?

e-Taxを利用できる場合があります。事前に利用者識別番号を取得し、税務署へ対応を確認することをおすすめします。

従業員が退職した後も、廃止届は必要ですか?

給与の支払いが終了した時点で、事務所の廃止に該当する可能性があります。ご自身の状況に当てはまるかどうかは、税務署で確認することをおすすめします。

源泉所得税の納付が残っている場合、どうすればよいですか?

納付が完了していない場合は、廃止届と併せて納付手続きを確認する必要があります。税務署へ相談しながら進める方法があります。

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本記事について
本記事は店じまい窓口の編集チームが作成した一般的な情報提供です。実際の手続きは店舗の状況・契約内容・自治体により異なるため、具体的な判断は管轄機関や専門家にご確認ください。 店じまい窓口は、ご相談内容を整理してご案内する窓口であり、代理交渉等は行いません。
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